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最近、いろいろな所で強く感じますが、日本の若い世代ですばらしい人たちをいかに世界にアピールしていくか、が私の今の課題です。自分のことを振り返ってみると、(私の場合はそれほど若くなかったのですが!) いろいろな場面で、機会を与えていただいたことが今につながっていることを深く感じます。たとえば、最初にダボス会議によんでいただいたのは、現在ハーバードビジネススクールにおられる竹内弘高教授の推薦ですし、学術会議関連で科学技術のセミナーなどのオーガナイズしたり、世界のすばらしい科学者とのコンタクトのきっかけをつくってくださったのは、元学術会議会長の黒川清さんです。もちろんハーバード・ビジネス・スクールの指導教官であったマイケル・ポーター教授が一言いってくださったために、ワシントンDCの競争力委員会のトップと会えたことも、そこからいろいろな機会が始まった大きな理由です。

私が関与しているSt. Gallen Symposiumやダボス会議でも、もっと若い人を前面に出したいと思っているのですが、私自身、世界でこれはという実績を残していないので、そこまで力がなく、どうしたら良いか、と幾分頭を抱えていました。 そこで気がついたのが、先日のダボスのジャパン・ランチでの川口順子さんの発言です。

武田の長谷川さんがモデレーター、枝野、古川両大臣が出席されたジャパン・ランチでは、それぞれのテーブルに日本のVIPがおられ、コメントをされました。その時に川口さんは、日本にも若いリーダーがいる、とおっしゃって、その場にいたYoung Global Leader と Global Shaperを紹介されたのです。ジャパン・ランチには日本に関連の深い世界のビジネス・リーダーが出席されていたので、日本にも力のある若い世代がいると印象づけるためには、とてもすばらしいコメントだったと思いました。(その時はあまりわかっていなかったのですが、後で考えて、あのような場で川口さんが紹介するのはとても効果的だと気がついたのです)

いろいろな機会をとらえて、少しでも日本は若い世代がいることを世界にアピールすることだと思います。それも単なる社長の若返りではなく(最近は逆行している企業もありますが。。。)、新しいことをしている新しい世代(30代20代)を世界に知らせることがとても大事だと思います。

話題は全く変わりますが、先日、劇団四季の「壁抜け男」にお招きいただきました。Andrew Lloyd Weberのミュージカルのようなインパクトがある作品ではなく淡々として進みますし、時代背景は全く違うのですが、この主人公の状況は今の世界の(特に日本?)若い世代に似ているのではないか、と感じました。壁に囲まれていて閉塞感がある、何をしたら良いかわからず、上司や上の年代にいわれたように仕事をしている、だから壁を抜けるための手立てが必要なのではないか、と思いながら、見ていました。壁は意外にあつくないかもしれませんし、その気になれば、抜けるのはあまりおおげさなことではないのかもしれません。ちょっとしたきっかけで抜けられる可能性もあると思います。世界はどんどんつながりつつありますから。

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