昨日2月5日の午後、グローバル・アジェンダ・セミナー(GAS)2012 第1タームの第2回セッションを六本木アカデミーヒルズで行いました。For English=> 第1タームのテーマは、「世界の中の日本」ということで、今回はTPPについて、参加者が米国、中国、日本と3つのグループに分かれて、議論しました。

このシリーズでは事前に各セッションの課題と参考資料(ごく基本となるものだけ)を示し、各人が必ず自分の意見・見解を書いてくることが義務付けられています。すべて英語ですから、仕事をしている参加者にはなかなか大変なのですが、自ら書かないとアイディアがまとまらない、書く力は練習することによって開発できる、という考えでやっています。(GAS2010でも必ず何か書いてくることを事前課題にしていました) 今回はそれぞれアサインされた国の立場で、TPPについていいたいことをまとめることが事前課題でした。

そして昨日は、まず簡単にWelcome Backといってから、第1タームを通してお越しいただいている東京財団の渡部恒雄さんに、先回のレポートへのコメント、そして自由貿易、TPPへのつなぎの部分をお話いただきました。

それから、3グループにわかれて、私がモデレーターとなって、ディスカッションをしました。TPPについては、昨年11月に行われたG1Globalでもモデレーターをしましたし、ここ数日最近の動きを調べていたのですが、3グループでディスカッションができるかなと幾分懸念を持っていました。

最初はなかなか意見が出ない(英語だし、日曜日だからもあったかもしれません!)ので、いくつかルール(必ず各人が一度は発言する、自分はそれぞれの国の誰なのか、を最初にいってから、発言する)を決めました。そうしたら、しだいにどんどん意見が出るようになりました。

1時間強のディスカッションをした後、なぜこうしたロールプレイのようなことをするか、何がコツか、などを私がコメントし、渡部さんにも内容、意見の言い方など、コメントをしていただき、質疑応答を続けました。

何しろ自分の意見(ポジション)をはっきりして、その理由づけをする練習がとても大切だと思いますし、その練習を繰り返すことこそ力をつける一番の早道だと私は思っているので、こうしたフォーマットで進めたわけです。

セッションの後、皆で、近く(といっても歩いて20分位?)のカフェに行き(これは参加者の方々が企画してくださった)、ディスカッションについても、またどう活用するか、についてもいろいろ話ました。とても楽しく、有意義な午後の数時間でした。

日曜日、六本木周辺は休日モードでリラックスした様子の人々が多かったのですが、こうして、やる気のある若い(心)の方々と議論したり、一緒に考えたりするのは、本当に楽しいものです。とても元気になるイベントでした。