p1000169.JPGp1000170.JPGp1000181.JPG WKFでは2つのパネルをしましたが、それ以外にもなるべく多くのセッションに参加しました。会場のホテルに宿泊していて、ただエレベーターでおりていけば良いので楽でしたが、朝8時過ぎから連続して、英語のスピーチやパネルを聞くのは、集中力へのかなりの挑戦です。興味があるトピックの場合は、ずっと集中して聞いていられますし、質問も思い浮かび、機会があれば(質疑応答の時間がある場合)質問もできますが、あまり興味がないテーマや話がおもしろくない場合は、集中力を維持するのが大変です。(でもせっかく行ったのだから、何でも参加しようと自分を励まします!) 

 私はPowell長官やFRBAlan Greenspan前議長などの基調講演、Second Lifeの創業者であるPhilip Rosedaleのスピーチ(左の写真はPhilipと私)はもちろん聞きましたが、それ以外に平行して進められるセッションの中では、Web2.0などICTの影響やイノベーションなど、私が興味を持つテーマに関係するセッションを中心に聞きました。Second Lifeは自分ではやっていないのですが、一体どうなっているのだろうと興味があったので聞きましたし、Web2.0がらみの若い起業家のCEOラウンド・テーブルもなかなかおもしろいと思いました。

 技術はわからないこともたくさんありますが、どんな世界がこれから開かれるか、若い起業家が次々にビジョンを語るのを聞いていると、限りない可能性を感じ、とてもわくわくしました。参加者からの質問もポイントをついたなかなか厳しいもの(「なぜこれだけポテンシャルがありそうなのに、成長スピードが遅いのか」「新しい世界が開かれた場合、誰かがそれを支配、統治するのか」など)も多く、それを聞いているだけでも、質問の仕方など参考になる点が多々ありました。  

 中でも非常に印象に残ったのは、ICTがどんどん進むことによって、情報の民主化(誰にでも平等に知識や情報が与えられる)が進む、誰にでも得られる情報をどう料理するか、判断するかが鍵、というメッセージが、繰り返し出てきた点です。今までとは全く違った新しい世界が開かれつつあるという実感を強く持ち、とても興奮しました。

 私のやった2つ目のパネルでは(真ん中と右の写真はこのセッションを一緒にやった人たち)、中国でトップのサーチ・エンジンの創業者Robin Liが一緒でしたし、それ以外にもたまたまテーブルで隣に座った韓国の起業家や中国の事業開発担当の人と話がはずみ、楽しい2.5日でした。また、こうした会議に行くと、それまでには会うチャンスがなかった日本の起業家の方々とも会うチャンスがあるのがすばらしいと思います。

 今回、特に印象に残ったのは、こうした若き「世界に通じるプロ」が、会議のスタッフをしている大学生などに対してもとても親切だという点です。大体セッションが終わると、学生がたくさんパネリストやスピーカーの周囲に集まり、質問をしたり、一緒に写真をとったりします。そうしたリクエストに対して、若いけれどもかなりの実績を残している有名な起業家が、みな丁寧に答え、一緒に写真をとったりしているのは、すばらしいと思いました。(私も実はミーハーで年齢などに関係なく、「追っかけ」をするタイプなので、一緒に写真をとったりしてしまいました!)