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Harvard Business Reviewのウェブサイトに”Disciplined pursuit of  less”という記事が出ていました。これは当初は明確な目標を持っていた起業家でも、成功すると、そこからいろいろな機会やオプションが現れてきて、どんどんそれにひきずられてしまい、次から次へとそれを追うことになってしまい、当初の目標の明確さがなくなって、結局失敗してしまう、というような記事でした。そしてこれは起業だけに限らず、キャリアでも同じ、というコメントと、その事例が出ていました。(キャリアについてはもっといろいろなヒントが出ていたので、また次の機会に書きます)

これを読んだ時に成功からオプションが広がり、結局目標の明確さがなくなってしまう、という点はとても興味深いと思いました。資金が潤沢だと十分考えずに新しいビジネスを始めてしまう、一方、資金不足だと、思考に規律が生まれて、考え抜くために、資金不足の方が一見大変そうだが、そうでもないこともある、という事例を思い浮かべたからです。

また、幾分別の事例ももあると思いました。新しい商品やサービスを考える場合、狙うターゲット市場が最初は明確なのですが、具体的な案をつくっていくうちに、これでは市場が小さすぎてビジネスにならない、ということがわかり、結局セグメントをしだいに大きくしてしまうという問題です。そうなると、結局「誰に」」「何を」提供しようとしていたのか、がわからなくなってしまうわけです。この事例も良く見たことがあります。いくら「明確なセグメント」をといっていても、広げようとする誘惑が強く、いろいろ理由をつけて、広げてしまうのです。こちらは成功ではなく、これでは市場規模が不足という所から起こる問題だと思います。つまり失敗を恐れて、失敗してしまうということです。

成功も要注意だし、失敗を恐れることも要注意、本当にやりたいこと、目指すものを考え抜くということなのではないか、そのためには規律が必要なのではないか、と思います。(まだもう少し考える必要がありそうです)

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