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数日前にメールなどを見ていたら、目に入ってきた十八代中村勘三郎の死は一瞬声にならない位のショックでした。個人的に知っているわけではありませんが、何度かお芝居を見たこと、また野田秀樹と一緒の作品にとても興味を持っていること、特に二人はとても仲が良いみたいで、プロの協働の醍醐味を対談などで見ていて印象に残っていたためです。

インタビュー記事や対談、ニュースなど何となく気にしていた存在だったのと、良く考えてみると子供の頃から才能にあふれている感じがしていたのを記憶していたせいかもしれません。

また私は母を亡くしたばかりなので、他の人の死に対してとても敏感になっていることがあるかもしれません。(9・11の後 1年もたたないうちに、夫を亡くしたのですが、病気によるものとテロとは全く違いますが、ニューヨークの人々の悲しみが心に深く迫ってきて、他人事とは思えず、ニューヨークで1周年などのイベントに参加すると、心から悲しい思いがしたことを思い出します。)

数日間は、何とも表現できないような感覚を持っていたのですが、昨日12月9日の日経新聞に出ていた野田秀樹氏のコラムを読んで、どれだけ勘三郎が多くの人の心をとらえてtいたのか、を知って、何となく安心したのです。

夫を亡くした時に友人にいわれましたが、「この世ですることは皆し終えたから、また自分がいなくても皆大丈夫だと思ったから、逝ってしまったのでしょう」と言われたことを思い出しました。きっとそうなのかなあ、と今勘三郎の死に接して思います。57年の人生でとても多くのチャレンジをしてきたことを考えると、すばらしい人生だったと思います。

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