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ここ数日、ニュースで良く見る4日間にわたったダニエル・イノウエ上院議員の告別式からとかく声の大きな、アグレッシブな人の独壇場のように思われている米国で、慎み深く、謙遜、自然体で、華やかなことを求めない人ーこの場合はダニエル・イノウエ議員ですーが実はとても尊敬されているようだということを感じました。For English=>

記事などから想像すると、あまり光を浴びることを好まなかったと思われるダニエル・イノウエ議員が、普通は元大統領レベルの人しか受けないワシントンのキャピトルでの告別式という栄誉を受けたこと、その後故郷のハワイに戻ってきてから2日間にわたって行われたサービスに休暇中のオバマ大統領夫妻が参列したこと、多くの人がワシントンでもハワイでも参列したことなど、人の真価はこうした時に明らかになるようだと感じました。

米国の経済ニュースや政治のプログラムを見ていると、ただただ自分の主張を声高にして、辟易とすることが多いのですが、米国にはこうした謙遜・控えめ、でも勇敢に戦ったり、世論に対抗して静かに主張したりすることが評価されることを再認識します。

そういえば月に初めて降り立った宇宙飛行士のNeil Armstrong氏が亡くなった時も、全く栄誉や晴れがましいことを求めなかった人だった、というコメントが相次いでいましたし、それに対する人々の尊敬の念が強く感じられて、米国にはこうした心が根強いと感じたことがあります。

今回の一連のニュースを見ていて、謙遜と、世論とはあいいれないかもしれない主張を続けるという勇敢な行動は両立するものだ(ちょっと飛躍しすぎですけど)、そして、最近「声高に主張ばかりする」という印象があった米国にもこうした資質を評価する人が多いことを感じました。一年で一番大きな休日にークリスマスーふさわしいかもしれません。

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