日経BPに連載していた「イノベーションとリーダーシップ」の最終回に、「貴方の実力で世界に通用するか、他流試合のすすめ」というコラムを書きましたが、今朝英語のポッドキャストを聞いていたら、興味深い話を聞きました。

「書く力をつける」には、というタイトルだったのですが、その中で、あるスキルを持たない人ほど(ほどかどうか、英語だったので定かではありませんが)、自分の能力を過大評価する、一方、スキルを持つ人は、周囲の人の能力を過大評価するという調査結果の話をしていました。

こうした話はあまり聞いたことがなかったので、とても興味深く思いました。「書く」力にしても、自分では力があると思っていても、それほどでないこともあるでしょうし、周囲がすごいと思えば、何とか努力するという気にもなるのではないか、と思いました。

自分の力を過大評価もしないし、過小評価もしない、ということが大事だと思いますが、実際はなかなか難しく、とかく自信過剰になったり、自信喪失したりすることがあります。またt世界はどんどん変わっていくので、「今、世界で」自分にはどのくらいの実力があるか、を知ることはかなりチャレンジでもあります。しかし、そういっているわけにもいかないので、いろいろな場で力を試し、自分なりに知ることが大切だと思います。その意味でも、同じ場や環境でいくら評価しても、あまり世界が広がらないと思います。(大学院生やビジネスマンでも世界にいってみたら、あれ!こんなだったのか、と気がつくことは多いようです。)

自分の実力以上に過大評価してしまうと、努力を続けようという気がなくなってしまうので、学び続けることが一番大事な能力である21世紀にはあいませんし、何をやってもダメだと思ってしまうと、そもそも努力する気にならなくなってしまいます。周囲にいつも前向き、努力を続ける人、明るい人がたくさん持っていることがおすすめです。